サラ金って、なんですか?
最初に言いきってしまえばサラ金で金を借りるのはいいですが、闇金では絶対に借りてはいけません。
簡単に言えば合法か違法かの違いなのですが、ちょっと詳しく解説していきます。
貸金業法に則って運営されるサラ金
サラ金、いわゆる消費者金融は貸金業法という国の法律に則り免許を取り貸付や行っています。
ですから貸付の金利や取り立ての方法、細かいところでは広告規制や電話の所有などまでしっかりと決められています。
当然金融機関として融資した資金の取り立てを行いますし、金利、利息で返済ができなくなったなどの問題も発生しますが、それでも法律に従って許される範囲で運営しています。
法律に従わない=闇金
一方で闇金は「法律に従わない金貸し」のことです。
貸金業の資格を持たないまま貸付を行う人間はすべて闇金であり、その手口や実態は様々です。
ですが法律に従わないので違法な取り立てや脅迫や恫喝なども当然ありますし、そもそも金利はサラ金よりも高くなるのが普通です。
ですから絶対に闇金の利用だけは避けるようにしてください。
闇金の見分け方
貸金業法での資格を得ているかどうかの見分け方として、ホームページや広告などに貸金業法に基づく登録番号を確認する方法があります。
これは法律で決められているので、記載がない企業は闇金、もしくは怪しいと判断してよいでしょう。
またもっと簡単な方法として、電話番号が携帯の番号であったりメールアドレスのみ記載してある場合も闇金、もしくは違法な金融業と考えていいです。
理由として貸金業法では広告を出す際に登録した貸金業法で登録した電話番号を提示することと定められており、その番号は携帯の番号では許されていないためです。
個人間融資やカード現金化にも注意
また闇金とよく似たもので最近ではカードの現金化や個人間融資が問題になっています。
個人間融資というのは掲示板などで個人同士の融資を仲介するというサービスなのですが、実態としては闇金と同様の物が多く、女性に対して肉体関係を迫るものや、その動画をネット上に公開するといったことが問題になっています。
どのサービスにしても通常の方法では融資を受けられない人間の足元を見て行うサービスですので、そういった状態になった場合は無理をせず弁護士や専門家にすること、またもし利用し被害にあった場合は警察や司法機関に相談するようにしましょう。