カードローンの返済を延滞したら…。取り立てはある?
昭和のドラマなどを見ていると強烈な取り立てがよくネタにされていますが、最近はさすがにあのような取り立ては違法とされ禁止されているので闇金などでなければそうありません。
だからと言って取り立てがないなどということはありえず、電話や場合によっては自宅への訪問などによって取り立てが行われます。
取り立てにも規制がある
過激な取り立てを規制するために法律で金銭の取り立てについての規制があります。
逆に言えばその規制に反さない範囲での取り立ては正当な物としてみなされる。つまりその範囲であれば普通に取り立てがあるというこになります。
一般的な時間帯の電話
取り立てを規制する法律には連絡をする時間帯についての物もあり、一般論として「午後9時から午前8時までの電話連絡はしてはならないと決まっています。
また職場や自宅以外への連絡も禁止です。
ただしこれらは「正当な理由がない場合」の話であり
・債権者が時間外や職場での対応を承諾した。
・時間内に連絡しても連絡が取れない。自宅を変更した恐れがある。
・本人に連絡が付かない場合
といった理由があれば自宅以外への電話や時間外の電話が許されます。
自宅への訪問
自宅への訪問も可能ですが、こちらは規制が強いので正直電話連絡が一般的です。
というのも、債権者が電話での連絡を求めた場合や帰ってほしいといったことを求めた場合帰ることが法律で義務付けられていますし、返済の見込みがないのであれば自宅へ行った所で赤字になるだけなためです。
ですから今は大体の場合電話や手紙での催促がまずあり、それでも藩王がない場合などに自宅、自宅に連絡が取れない場合などは職場や勤務先なども視野に入るといった具合で移行していくようです。
差し押さえ。債権の売却
こういった取り立てが成功しない場合、最終的には民事訴訟による差し押さえで不動産屋給料、動産などを取り立てられます。
ただそれはかなりの手間なので、その前に個人の債権を転売や譲渡されることが多いです。
債権回収会社、簡単に言えば借金の取り立てを専門としている企業に債権が売却され、今後の返済はその回収会社と債権者という形になるわけです。
この債権回収会社は債権の回収を専門としているので必要とあらば裁判を行ったうえでの取り立てなども行いますし、法律を遵守した取り立ても行います。
多少遅れたとしてもここまで来る前に完済するように心がけたいものです。