大手と中小の消費者金融の種類と違い
消費者金融やサラ金と言われるとTVCMなどを盛んに行っている大手消費者金融を思い浮かべがちですが、そこまで規模が大きくない中小の消費者金融の方が数は多いです。
ここでは中小と大手消費者金融の何が違うのかをちょっと解説していきます。
二つを分ける明確な定義はない
そもそもなのですが、中小消費者金融と大手消費者金融をわける明確な指標というのはありません。
一般的に中小企業と大企業は資本金などで区別されますが、消費者金融の場合そこまで厳密に定義されず「全国展開している企業」くらいのニュアンスで使われています。
具体的には「プロミス・アコム・アイフル」もう少し数を増やすのであれば「レイク・SMBCモビット」などがTVCMなどを盛んに行っている大手消費者金融扱いされることが多いようです。
大手企業はサービス展開が広い
大手消費者金融の一番のポイントはサービス展開の広さにありあります。
CMなどを全国にたくさん行っていることからわかるように大体の企業が全国でサービスを受けられるように支店や自動契約機などを設置していますし、ネット申し込みやネット返済にも対応しています。
また借り入れや返済方法も大手ATMと提携することでコンビニなどで24時間行うことができると言ったサービスが当たり前になっています。
このようにサービス展開の広さとサービスの広さが一番大きな魅力といえるでしょう。
中小企業は様々
一方で中小企業のサービスですが、これはもう企業規模によって様々としか言いようがありません。
いわゆる「街金」として繁華街に店を出しているだけで、振り込み融資などは対応しない小さな企業もありますし、ネット申し込みは受け付けているがローンカードなどは発行せず振り込み融資だけという企業がほとんどです。
一方で少し大きな企業になるとカードローンを提供していることがありますが、そこまで数は多くありません。
サービス展開についても地域密着型というところが多く、ネット申し込みなどを受けついてる企業でも「近隣三県」「特定地域の顧客にのみサービスを提供」ということがおおいです。
一方で扱うローンについても少額を基本としていたり、学生ローンなどを扱う会社もあります。
そういった感じで全国展開している企業と比べるとどうしても見劣りする部分はありますが、地域密着型の消費者金融として色々な方法でビジネスを成り立たせていることが多いです。