カードローンと目的別ローン（住宅、車、ビジネスローンなど）の違い
最近は自由度が高いカードローンが人気がありますが、住宅ローンやマイカーローンビジネスローンといったサービスも根強く人気があります。
この二つの違いをここでは説明していきます。
カードローンはローンカードを提供する方式
まずカードローンは「ローンカードを提供する融資」のことを指します。
キャッシュカードに近いローンカードを提供することでＡＴＭなどで24時間いつでも借り入れと返済ができるという自由度を売りにしたサービスとなっています。
またそういった自由度が売りなため、目的を制限しないフリーローンで提供されることが多いです。
フリーローンとは
フリーローンとは融資された資金の利用目的に制限がないものをさします。
ですから生活費や遊興費などに使っても問題ありません。
いまはカードローンが人気なためフリーローンというとカードローン形式の物がおおいのですが、住宅ローンやマイカーローンで補えない部分であったり、目的別ローンが提供されていない場合のためにフリーローンが提供されていることがあります。
目的別ローンとは
一方で目的別ローンとは「特定の目的でしか使えないもの」を指します。
例えば住宅ローンであれば新築の建設費や中古物件の購入費、土地の購入代などに制限されており、借り入れをする際にはその目的と費用を証明する領収書や見積書の提出を求められるのが一般的です。
ほかには車の購入で使うマイカーローンや、大学の入学費などで使える教育ローンなど色々なものがあります。
一般的にフリーローンと比べて金利は低めなことが多いですが、実質的にはフリーローンだけど、宣伝や売り込みがしやすいなどの理由で特定の目的のみに制限しているようなローンもあるので一概には言えません。
また利用目的についても、例えば住宅ローンであれば「リフォーム資金にも使える」「車庫や庭の整備の資金にも使える」と言った物がある一方で「リフォームはリフォームローンになる」「庭については対象にならないのでフリーローンを使う」と言ったローンもあり、同じ名前でも企業によってどこまで使えるかはことなります。
カードローン形式の物もある
カードローンは融資の目的ではなく、方法の一つなので目的別ローンの中にはローンカードを提供するカードローン形式のものもあります。
よく見かけるのは繰り返し使うことになるビジネスローンでしょうか